増毛町

増毛港の港湾使用料等は、平成17年4月1日に改正されました。増毛町第2次行財政改革により、使用料、手数料について見直し検討がされ、港湾使用料等についても改正されることになりました。港湾利用者の皆様には、改正の趣旨、港湾整備の現況、現行使用料の現状と改正内容への御理解をお願いします。
（平成17年4月1日改正）

1 改正の趣旨

現行使用料は昭和54年に改正がありましたが、それ以降消費税の導入により平成元年から消費税3％分、平成10年から消費税5％分が増額となったことから、利用者の利用料及び利用料以外の総体負担増を考慮し、実質の設定料金は17年間据置きのままでした。

しかし、町内の各漁港（北海道が料金を設定）と増毛港の利用料に格差が生じ、漁港より安価な料金設定である現状であり、また、漁業及びその他の港湾関連産業の振興と港湾機能強化拡大を図るため、継続して進めている港湾整備に係る負担事業費が毎年多大の財政投資であるため、港湾関連起債償還額は町の財政にばく大なウェートを占めています。

以上のことから、受益程度や公平性など考慮し、適正な負担水準の設定を再検討しつつ必要最低限の改正を行いました。

2 改正の主な内容

• 係船料
  現行の港湾係船料と町内漁港係船料には格差があり、公平性を図るため港湾施設使用料を漁港の利用料まで引上げ、町内漁船の利用料金の均一化を図ります。漁港係船料と同額とします。（上昇率平均 約21％）
• 役務提供料
  平成15年度に設置した陸電施設の施設整備費を役務料に転嫁し設定します。また、既存港湾のコンセント設備についても公平性を図るため、役務使用料を別途設定し徴収します。
  （給電役務提供料の新設）
• 港湾施設使用料、埠頭用地使用料、その他の料金
  継続（過年度及び将来）事業の投資額、近傍地価による算定等、原価を基本に算定し単価の設定をすると大幅な単価の高騰を生じることから、港湾関連企業利用者、漁民の事業等経費の抑制に配慮し、また、近年の景気の低迷など、増毛港の物流の容易性をもって利用度の低下を防ぐ観点から料金の設定をしました。（上昇率平均 約10％）

3 改正案の施行の時期とこれまでの経過

増毛港の港湾使用料等は、平成17年4月1日に改正されました。

使用料の改正については、平成16年11月22日に増毛漁業協同組合に説明し、翌年2月4日の増毛町港湾審議会より答申を受け、2月16日の産業厚生常任委員会で審査決議され、増毛町議会3月定例会で原案通り可決されました。

公表に当たって

増毛港の利用者の皆様には、日ごろより港湾の管理・運営に御協力いただき、誠にありがとうございます。

今回の改正は、利用者（受益者）と利用者外（受益者外）の負担の公平性や、受益者以外にも及ぼす効果（公共性）に配慮し負担の均衡を基本として、更には急激な負担増を回避した改正内容と考えています。

また、平成17年1月に増毛町は厳しい財政事情でありますが、合併を見送り単独の道を選びました。

改正の趣旨、内容、町財政の現状と将来を御理解の上、今後とも増毛町、増毛港の発展に御協力をお願いします。

（1）港湾施設使用料

■ 区分1-【 係 船 料 - 抜粋 】（単位：円）

■ 区分2-【 物揚場使用料 】

■ 区分3-【 港湾施設用地使用料 】

（2）役務提供料

（3）その他の料金（施設等）

（許可手数料）

※このページの内容は平成17年4月1日現在のものです。