たくさんのご愛顧、有難うございました。

とうとう、今年の最終開館日が来てしまいました。

たくさんの方にご利用いただき、心から感謝申し上げます。

それでは、皆様お待ちかね「今年最も読まれた本ランキング」の発表です。

(大人部門)

1位・「老害の人」内館牧子[著]

1位・「審議官:隠蔽捜査9.5」今野敏[著]

3位・「魔女と過ごした七日間」東野圭吾[著]

4位・「しろがねの葉」千早茜[著]

5位・「牧子、還暦過ぎてチューボーに入る」内館牧子[著]

6位・「署長シンドローム」今野敏[著]

7位・「くもをさがす」西加奈子[著]

8位・「ハヤブサ消防団」池井戸潤[著]

9位・「検事の本懐」柚月裕子[著]

10位・「方舟」夕木春央[著]

「老害の人」と「審議官:隠蔽調査9.5」が、同点1位です。

「老害の人」が、圧倒的な強さでトップを独走していましたが

「審議官:隠蔽調査9.5」が、猛烈な追い上げを見せ白熱の首位争いを繰り広げました。

内舘牧子氏は他にも5位に、今野敏氏も6位に作品を叩き込み実力を見せつけました。

実力を見せつけたと言えば、東野圭吾氏も安定の3位。

4位の千早茜氏は北海道出身。「しろがねの葉」で、みごと直木賞に輝きました。

(児童部門)

1位・「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(1)」ナガノ[著]

2位・「しんごうきピコリ」ザ・キャビンカンパニー[著]

3位・「あまーいしろくま」柴田ケイコ[著]

4位・「小説 すずめの戸締り」新海誠[著]

5位・「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(5)」ナガノ[著]

6位・「絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち」よこみぞゆり[著]

6位・「星のカービィ トリプルデラックス」エンターブレイン[編]

6位・「アナと雪の女王」角川書店[編]

6位・「もようでぱっ! 言葉と視覚で予測脳を育む」かしわらあきお[著]

6位・「しゃっくりがいこつ」マージェリ・カイラー[著]

大人部門以上の大混戦となりました。 同点6位が5作品も!

1位、5位の「ちいかわ」は納得ですが、それ以外にも人気キャラクターがズラリ。

優れた児童書は大人が読んでも楽しいもの。

これからも質の高い児童書の収集に努めて参ります。

2024年は1月6日から開館いたします。来年の干支は辰。

辰のように何物も恐れず、決して「守り」に入らず、常に「攻め」の姿勢を忘れない。

そんな図書室でありたいと思っております。

来年は、どんな本との出会いがあるでしょうか。どんな利用者様との触れ合いがあるでしょうか。

それでは、皆様。 よいお年をお迎えください。